私は寂しいと思うことが人より多いと思う。
一人暮らしのときは、日曜の午後、日が暮れてきた部屋で一人佇んでいると寂しい。
結婚しても、旦那さんが夜中まで帰ってこなくて寂しい。休日遊びに行ってしまって寂しい。
外に出かけてみても、楽しそうな家族やカップルが歩いていて寂しい。
寂しいと思う時、私は人を感じようとします。
友達に連絡してみたり、YouTube見てみたり、ラジオを聴いてみたり、カフェに行ってみたり。
それでもあんまり気が紛れることはない。より人を意識して寂しくなる。
逆に何かに没頭すると紛れることは多い。
筋トレとか最近ハマってるテトリスとか読書とか。
ただ、一時的に気が紛れるだけで、寂しさは積もっていって、気がついたらとても大きな感情になっている。何かのきっかけで爆発したりして、旦那さんにあたってしまう。
寂しさが大きくなると、身近な人への不信感や諦めの感情になってしまう。
「どうせ分かってくれない」「私には興味ないんだ」
こうなってしまうと力が入らなくなる。何かしてあげたいと思えなくなる。気が使えなくなる。
今ここまできてる。
ここからどうしよう。一時的に気が紛れる方法ならたくさん知ってるんだけど、それでもまた戻ってしまうのが分かるから。
まず敵を知ろうと思う。寂しさについて考えてみる。
人はなぜ“寂しい”と感じるのか。
寂しさは「弱肉強食の中で生き延びるために必要になった感情」ではないかといわれています。
弱肉強食の世界では、か弱い個体はあっという間に死んでしまいます。か弱い動物は個体ではなく群れで行動することで生存率を上げているので、群れからはぐれてしまうと、再び群れに帰らなければと思えるように、心拍数を上げたり、不安感を強めたりして、心や身体に合図を送っているということです。
つまり、寂しい気持ちは人間の本能によるものなので、群れで行動したい、誰かと一緒にいたいと思うのはとても自然なことなのです。
自然なことみたい。
受け入れるのが良いのかな。敵を作らず、ただ「今私は寂しいと思っている」という感情を受け入れてあげる。否定しない。
「寂しいんだね、よしよし」と自分で自分を労ってあげる。
私は人に興味がある、観察眼がある、という特徴がある。だから一人で出かけても他人にフォーカスしてしまって余計寂しくなったりするのかも。
人と比べる癖もあるからそれも作用しているかもね。SNSなんかみたら余計だよ。
だから自分に集中する。
自分の中にある感情を認めてあげて、自分がしたいことをする。
そうやって自分を満たせるようになったら、自然と周りを受け入れる余裕が出てくるかもしれない。
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