虚無感を解消したい(引っ越し編)

日常

最近感じる「虚無感」を解消したくて引っ越しをしようと思い立った。引越し自体はずっとしたいと思っていて、昔住んだことのある場所にもう一度住みたいとなんとなく考えていた。商店街があり、飲み屋もたくさんあり、活気のある街だ。そこで行きつけの居酒屋を作り、友達の輪を広げるのが私の夢だった。

ずっと行動に起こせずにいたが、そんな自分に嫌気が刺し、ついに不動産へ足を運んだ。

条件は事前にメールで伝えていたため、不動産につくと図面を次々と渡してくれる。同時にいつごろ引っ越したいかなど、具体的なこともヒアリングされる。

「絶対に引っ越す」という意志が固まっていたわけではないため、私は「今住んでいる家が更新を迎える前までに、良い物件があれば引っ越したい」と伝えていた。

その状態のまま、いくつかの図面を見比べた私は内見がしたいと申し出た。そうすると担当の方は「引越し時期が確定していないようであれば、今内見すべきではない」と言った。今まで、数回引っ越しを経験しており、不動産へ足を運ぶとすぐに内見へ連れていかれるのが普通だったので驚いた。

担当の方は「今内見しても、いざ引っ越したいと思ったタイミングでその物件が残っている確証はないし、新しくいい物件が出てきた時にまた比較することが難しい。だから、引っ越しの時期を確定させて、一気にその時ある物件を比較した方が良い」と続けた。本当にその通りだと思い、信用できると思った瞬間である。この人について行こうと思った笑

この日は一旦、良いと思った物件の図面をいただき、現実的な条件に絞るという宿題をもらって解散した。条件を絞り、引っ越しのタイミングを決めたあと、いくつか候補をいただき、内見に進むという流れになる。

私がなぜ引っ越しのタイミングが曖昧だったかというと、彼氏の存在が理由だ。

引っ越すと彼氏と家が少し遠くなるため、今より会いづらくなることを懸念していた。そのため、彼氏にも引っ越しのことを相談した。

そうすると、「もう少し先になってから言おうと思っていたけど・・・」と来年の春頃には同棲したいとぼんやり考えた旨を話してくれた。

そうなってくると尚更自由なうちに住みたい場所に住んでみるか、どうせまた引っ越すしどうしてもという気持ちがないなら今は引っ越さないという二択になる。

引っ越しの大きな目的は「虚無感の解消」である。自分の居場所であると感じられるような行きつけのお店ができれば、それは解消されるのではないかという気持ちからきている。

ただ、「行きつけのお店をつくる」ということは今でもできるのではないかとふと思った。多くはないが近所に飲食店は複数ある。足を伸ばせば良い感じの居酒屋もたくさんある。まず現在の居住地で行きつけのお店を作ってみるものありではないかと思った。

そうすれば彼氏とも住む場所が遠くならないし、何度も引っ越しせずに済む。

もし結局同棲しなかったとなっても、その時改めて住みたい場所に住めば良い話なので今は行きつけのお店をつくることに専念しようと思った。

謎の虚無感解消に向けての活動は続きそうだ。

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